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パクチーオイルの紫外線誘発日焼け炎症に対する軽減効果

パクチーは英語表記で“コリアンダー”といい、世界各国で食材としてだけではなく、民間療法や天然香料や抗菌などで使用されています。

さて、外出する機会も増え夏にかけて紫外線が気になる季節ですが、紫外線(UV-B)によって生じる皮膚炎症の一つである広範囲の紅斑(日焼け)に対するコリアンダー油(パクチーオイル)の抗炎症効果をヒト試験で明らかとした論文をご紹介します。

試験では、40人のボランティアの背中に0.5%と1.0%のパクチーオイルを塗る試験を実施しました。そして、紫外線(UV-B)を背中に照射して紅斑の程度をステロイド薬と比較しました。

その結果、パクチーオイルは用量に従った抗炎症効果が示され、炎症性皮膚疾患の併用治療に役立つ可能性があることが示されました。パクチーはUV対策にも効果があるという、新たな発見です。

当協会でもパクチーに関する学術研究の論文を発表しています。当webサイトでは他にも世界の研究者が発表したパクチー学術論文も含めてご紹介していきます。

論文紹介ページはこちら

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